分福茶釜

必要十分と、少しの贅沢

丁寧に一日を過ごしたい。

入社して一か月。

慣れも手伝って、毎日に新鮮さがなくなってくる。

何もかもがかったるく、我慢出来なくなってくる時期に突入した感じがします。

ああ、これが5月病というやつか、と学生時代の五月病は偽物だったんだなと分かりました。

 

職場環境が嫌で、イライラしてお酒を飲見過ぎてしまうことがここ最近多かったです。

部屋は汚いし、会社でミスをしてしまうし、不満ばかり言って笑顔は作れないし。

ダメウーマンな感じです。

 

さっき、松浦弥太郎さんの『今日もていねいに』という本を引っ張り出してきて、何気なくパラパラ読んでました。

 

学生だった頃は、ふーん程度にしか思わなくて仕舞っていた本なんですが、社会人になると心に響く内容が多かったです。

 

つまらなくて息苦しい毎日をていねいに、あたたかく過ごす為のコツが沢山書かれてる感じがしました。(学生時代はつまらないけど息苦しくはなかった)

 

毎日つまらなくて嫌で、やめたくて、休みだけが楽しみの一週間で、少しやけになっていた私にとっては、自分の生活を改めたいなと思わせてくれる本でした。

 

つまらないからこそ、身の回りの物を気に入ったものにしてモチベーションを上げたいし、食べるものも気を配りたい。

 

この一か月ばたばたして、時短ばかり考えていたけど、時短時短では息が詰まる事に気づきました。

物にはかけるべき一定の時間があるんじゃないかとさえ思います。

会社の為に自分の時間までつまらなくしてしまわないように

きちんと自分にも時間を使ってあげたいです。

 

明日は、机の上をかたずけてきれいに拭いてしまって、床も椅子の脚も拭きたい。

せっかくのお休みだからにこにこして軽やかに過ごしたい。

 

死にたいなんて思わないように、連休で心も生活環境も立て直したいです

 

 

いつの間にか会社の愚痴を言うOLになってしまった。

「唇から散弾銃」のセリフ一つ一つに親近感。

働く若い子の感覚という感じ。

欲しいものは多いけど、お金がなくて、考えが甘くて視野が狭い。

働きたくないけどお金が欲しくて南の島に移住したい。

 

本当に私みたいで笑うし、いつの時代も女の子のふわふわした甘い考えは変わらないのかなとか思う。

 

ただ、あっけらかんと明るい軽妙な雰囲気は今の世の中にはないよねって感じはするけど。

でも、唇から散弾銃が飛び出すというような表現がぴったし来るくらい今の私達もがんがん愚痴ったり笑ったりしてます。

 

この漫画の最後に、この登場人物3人がアラサーになったときの会話みたいなのがのっていて、ああ、私もいつかこんな風に気づいたらアラサーなんだろうなって思います。

 

ふまんは多いし、愚痴も多いし、愚痴を言うのも楽しいけど、毎日を軽妙に楽しみたいです。

 

私は80年代とか昔の時代が好きだけど、同じ時代は2度とめぐってこないし、過ぎた時代はよく見えるものだから、今という時代を思いっきりトレンディに楽しんで行きたいなとレトロ好きの私としては思います。

 

どんなにかったるい大学生活も、やめてしまったアルバイトも、終わってみたらとても楽しい記憶だし、後悔が必ずついて回る。

でも、人生に予行演習はないから、公開がないようにめっちゃ楽しむか、ベストの選択をする努力をしなきゃね。

 

未来の私を楽しませる思い出作りをしてんだなくらい、軽いノリで生きていきたいです。

 

明日は休みだラッキー

 

 

拭き掃除でつまらない毎日に丁寧さを。

会社員生活が始まって、3週間。

そろそろ職場の雰囲気にも慣れてきて安心する一方で、繰り返しの毎日に少し飽き飽きしてきています。

 

退屈なくせに1日、1週間は割とあっという間で、損した気分です。

 

毎日同じ道を歩いて退屈な会社へ行き、同じ道を通って家へ帰る。

家へ帰ったらとっととシャワーを浴びて、ご飯食べて日報書いて寝る。

 

それを3週間やったとこところでもうすっかりあきてしまいました。

 

早寝しなければならないから、本も、映画も、ドラマもなんだか見る気にならずに、

11時くらいになったら「ねるか」となってしまっているわけです。

 

そんな私の生活に、昨日くらいから始めた拭き掃除が、日常をほんの少しだけ丁寧な気分にさせてくれています。

 

雑巾を硬く絞って、椅子の脚から、棚の上から、床まで、拭きたいところは全部1枚の雑巾で豪快に拭いてしまいます。

そうすると、床がさらさらになって、心なしか部屋がぴかぴかになって見えて気分がいいんです。

 

人間の生活やってるなって気分になれて、割とこの拭き掃除は好きだったりします。

 

もし時間が10分くらい空いてたら、ぜひやってみてください。

 

小学校 ぞうきん ネームタグ 付き (2枚入り) 140410

バリで見た綺麗なお姉さん。

今回、初めて東南アジアへ行っていろんな事を感じたけれど、美しさについては特に考えさせられた。

ジアンビューティーというものを初めて感じた旅だった。

 

ガルーダインドネシアのCAさんや、バリ伝統のダンスを踊る踊り子さん。

なかでも、忘れたくないと思うほど素敵だったのが、インターコンチネンタルの日本語コンシェルジュのお姉さんだった。

 

褐色の肌にくっきりした目。黒い髪をギブソンタックに結い上げて、小柄な体に真っ白な麻の素材の制服がとても美しいなあと思った。

 

背筋がすっと伸びて、上手な日本語でにこにことサポートしてくれてとてもかっこいいなあと思った。

 

あと、姿勢の正しさと笑顔の大切さも感じた。

どちらも世界共通なのだなあと

姿勢を正して、にこにこしていることは、ぐずな私でもまねできる、今日から習慣づけたい大切なポイントだなあと思った。

 

日本では、美白が素敵だとずっと思っていたけれど、そうでもないのかもなあと思った。

 

日本のメディアで刷り込まれた美意識になじんでしまっていたから、このようなアジアな美しさが新鮮に感じて、いかに自分の美の定義が狭い物なのか感じた。

 

この世の中には、私が知りもしないような美しいものがまだまだたくさんあるのだろうなと思って、この世にすこしわくわくした。

 

D25 地球の歩き方 インドネシア 2017~2018

 

旅に必須なもの。そうそれは快適で「おしゃれな!!!」服!!!!

 

 

海外旅行行ってきました!!バリへ!

 

ぽけーっとして、ろくに準備していかなかったんです。

主要な都市の名前も、挨拶も知らずに飛行機に乗っちゃったんです。

 

服もテキトーに。服なんて重要じゃあない、見た目なんて二の次だ。感じて楽しもう

 

そんな感じで、だっさいユニクロのパーカー、ライトダウン、無印のライトブルーのガールフレンドデニムで行って、靴もださめのスケッチャーズ。

リゾート用の服も去年の夏服。

そんな感じでバリ旅へ参戦しました。

 

結果惨敗!!!

やっぱおしゃれは正義です。おしゃれじゃなければ旅はつまらないです!

つまらないは言い過ぎかもですが、自分が認められる、自分でダサいと思わない服じゃなきゃ、楽しめません!

 

空港の人らは、ミニマルでおしゃれな恰好で旅を楽しんでる感じでした。

そんな中、私は鏡を見るたびに全身だっさい恰好で目を覆いたくなる始末。

 

バリのホテルでは、いろんな国の人が肩を出した素敵なリゾートな装いで、妙に露出度の低い日本の夏の日常着がちぐはぐに見えました。

 

ほんとに、どこへいくにも恥ずかしい感じで、あー、見た目は大事だなって思いました。

 

次旅行行くときは、精いっぱい素敵で快適な服を買いそろえていこうと誓ったのでした。

 

 

おしゃれな旅じたく

お金は大切に

旅行の資金をためていて、それを目標にバイトをしていると、自分でも驚くほどに節約志向になっている。

 

お金はある程度貯まった。

ちょっと前の自分なら、これくらい買ってもいいか、と安いコスメなんかをいっぱい買っちゃってただろうけど、今の私は少しクレバー。

 

バイトの帰り道、デパートによろうかな、と一瞬考えるものの、いかんいかんと地下鉄にすぐに乗ってしまう自分を褒め讃えたい。

 

気分転換の買い物も悪くないけど、私は今、必要なものにお金を使いたい気分。

自分の若い時間を切り売りして作ったお金だからこそ、とても大切に感じる。

 

クリームチークが欲しいな、と思っても、キャンメイクでとっとと、あるいは金がたまっている事を言い訳にデパコスで贅沢に調達しない。

本当に必要か?家に代用できるもんは無いか?

買うとしてもこの色でいいのか?安いものでいいのか?高いのがいいのか?

 

そういう思考ができる事が、今心地よく感じる。

年収200万円からの貯金生活宣言

ド田舎に1週間滞在して思ったあれこれ

お正月に里帰りしてきた。

鹿児島のド田舎が私の生まれ故郷。

7年前に関西に引っ越してきて、3年前に大阪に住むようになった。

 

鹿児島を離れて早7年。

2年前に帰ったときよりも、このド田舎さ加減を客観的に、ありありと感じられるようになってきた感じがする。

車や人通りが激しい風景の方が見慣れるようになっていて、故郷だけど少しづつその「故郷」という感覚が薄らいでいくような感じがした。

広いおばあちゃんちは暖房がない部屋ばっかで、寝るときに顔が死ぬほど寒くて寝れなかった。

鹿児島は外は春みたいにあったかかったけど、室内はホホバオイルが凍り付くくらいに寒かった。

 

大阪のコンパクトな、すぐに暖房がきく自分の部屋に帰ってきたとき、その小ささが大好きだと思った。

 

ちょっと前は中学生だった友達と久々に会って、その子の車でドライブに連れてってもらって不思議な気分になった。

私と同じ年の車を上手に運転するその子は、もう4年も前から働いていて、とても立派だと、自分が恥ずかしく思えた。

 

ドライブで連れてってもらった、海が一望できる高台の公園の展望台からの景色はすごくきれいだった。

空と海の境界がぼやけて、雲一つない空はしっとりとした質感で、目にいっぱいに映る空の青色は、空中に浮いているようななんとも言えない感覚を誘った。

 

この公園の近くに14年も住んでいたのに、この場所を知らなかったことに驚いた。

この公園に向かう道すがら、昔見たことのある風力発電の白い風車が、山の緑とのコントラストで美しい事にも、この日初めて気づいた。

 

田舎に時間かけて帰る事に対してすごくネガティブだったけれど、地元の自然の美しさに気づけたり、同じ年で立派に働いている友達に会って襟を正すような気分になったり、中学生のころには知らなかった、おいしい居酒屋さんでと友達と酎ハイが飲めたり、結構楽しかったし、いろいろ気づけた1週間だった。