分福茶釜

必要十分と、少しの贅沢

私が生きづらいのは私のせいだ。

動物が出ている番組が好きです。

別に動物大好きとかじゃないけど、人間を見るよりずっとましな気持ちになるから好きなんです。

ニュースもバラエティも嫌味なところばかり目について、もう人間あんまり見たくないって感じです。

ニュースはコメンテーターが偽善者に見えて、バラエティに出ている美少女は、かわいすぎてなんだか嫌味なのです。

 

こんな卑屈な考えになってしまうのは、私の心の浅ましさを私自身が一番近くで見ていて、よく知っているからなのかもしれません。

私は人に気を遣いすぎて疲れてしまいます。

でも、なんでそんなに人に気を使ってしまうのか、

相手を思って、というのもあるかもしれないけど、根底にあるのは自分可愛さです。

嫌われたくないから必要以上に気を遣う。

見下されたくないから取り繕う。

いつも他人からよく見られることばかりを気にしてるのです。

 

私が他人を見下してるから、私も見下されてるんじゃないかとびくびくする。

私が「あなたのため」なんて顔しながら自分のことしか考えていないから、相手の善意も偽善に見える。

 

全て自分の考えが跳ね返ってきてるんですね。

私がこんなに生きづらいのは世の中のせいなんかじゃなくて、自分の思考のせいだということに、気づきながらも、なかなか治せないでいます。

 

今日も動物はかわいく救いのように見えます。

 

 

 

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

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