憧れ。それはアーモンド・アイのきれいなお姉さん
クレイジーケンバンドの『ガールフレンド』という曲を昨日初めて聴きました。
渋くて大人のおやじさんが年甲斐もなく美女に熱を上げる。情けない俺
みたいな曲。
大人っぽい、夏の終わりの夕暮れの切ない雰囲気の曲。
その世界観と歌声の渋さに心奪われてしましました。
その曲の世界観にぴったりマッチして雰囲気をぐーっと高めてくれているのがPVだと思います。
運転するボーカルと、後部座席に外の景色をぼんやり眺める美女。
その美女が、ちょっと前のえびちゃんみたいな、正統派のきれいなお姉さんで。
調べてみたらモデルのヨンアさんだったのですが、ほんとに美しくてうっとり。
しっかり施されたシャドウにきりっとした印象のアーモンドアイ。それに細めの眉とヌーディカラーの唇。
ヨンアさんのイメージはどちらかといえば、重めの前髪とナチュラルなブラウンの目元がラブリーなかわいいイメージだったので、このPVのヨンアさんにははっとさせられました。
最近のはやりはナチュラルだったりオフェロだったりでなんだか子どもっぽいものばかり。
水分たっぷりのお肌ににじむ血色。過剰な若さや幼さを強調したメイクにどこかばかっぽさみたいなものを覚えていたので、PVの美女が、誰にも媚びない余裕や、芯の強い美しさをまとっているように感じられたのです。
こんなきれいなお姉さんの ドキッとするようなアーモンドアイで見つめられたなら、ちょい悪おじさんもいちころなのだろうと、とても曲にマッチしていました。
時代はおぼこいナチュラル顔が流行りだけど、そんな中で きりっとしっかりメイクした目元とか、カラーレスなチークやリップで大人の魅力を出すのも素敵なんじゃないかなと思います。