「欲しい物」なんてもんは存在しないのかもしれない
私は毎日欲しい物が出てくるので欲しい物リストを作ったりする。
手帳やノート、付箋やアイフォンのリマインダー、メモ帳等、あちこちに欲しい物リストを作成し、忘れる。
たまにふと、ノートやリマインダーやメモ帳を見返していると過去の欲しい物リストが出てくる。
読み返すとたいてい今は欲しくないものだったりする。
あの時はあんなに欲しくて欲しくて何度もウェブページを訪れて、メルカリで探して毎日売り切れてないか確認してたアレが、今はどうでもいい。
買わなくてよかったなーとも思うし、あんなに情熱を注いでいた事が馬鹿らしくも思えてくる。
そんな経験を何度かするうちに、私には欲しい物がないような気分になってきた。
欲しい物は欲しくなくなるから。
私にとって「必要な物」はあるのかもしれないけど、「欲しい物」は無いのかもしれない。
3か月間、ずっと欲しいと思い続けた物は、本当に「欲しい物」なのかもしれないけど、そんな物はめったにない。
気まぐれに似たような色のリップを買うより、お母さんに何かプレゼントを買った方が、いかにも有益なんじゃないだろうか。