向田邦子的に。いい気分にさせてくれるものならそれがいいや。
向田邦子さんが特集されている本を図書館で借りました。
最近トットテレビにはまっているせいでそれに出てくる登場人物が気になってしまいます。
そんな感じで『不思議の国のトットちゃん』、『トットチャンネル』の2冊とともに向田邦子さんの本も一緒に借りたのでした。
まだぱらぱら読んだ段階ですが、気になるフレーズを見つけました。
あまり知りすぎず、高望みせず、3度の食事と仕事のあい間に楽しむ煎茶、番茶、そして台所でたったまま点てるお薄。この時をいい気分にさせてくれれば、それでいい
というフレーズ。
向田さんはお茶タイムを充実させるために器も素敵なものにこだわっていたのだとか。
最初の方の向田さんの日常が感じられるところもすごく素敵だと思ったのですが、特に最後の「いい気分にさせてくれればそれでいい」というところがよかったのです。
私もこだわりが強いところがあるし、人がやってる事に影響されやすいところがあります。
「なんか雰囲気いいから私もほしい!」とか「あのひとがやっているんだから同じように私もやりたい!」とか。
こんな具合で、そのフレーズと一緒に載っている写真みたいな渋い焼き物を集めて、私も煎茶、番茶、台所で立ったままお薄を点てて飲みたい!
と、1秒くらいの間考えました。
でも最後の一行で「あ、ちがう」とその考えを正されました。
結局、自分がいい気分になれなければなんの意味もないんだなと気づいたのです。
私が渋い器を集めて、煎茶や番茶やお薄を飲んだら、向田邦子になった気分にはなれると思うけれど、正直渋い焼き物は私ごのみだとは思わないし、お薄なんて立てなくても紙パックのコーヒーとか、適当におちゃっぱでいれる緑茶で今のところは満たされています。
冷静になると最後の一文「いい気分になれるかどうか」でいえば普通かなって感じだったのでした。
一番大事なポイントを忘れているから、私が色んな人の真似をしてこだわっていてもなんだか満たされないのかもなって少しわかった気分になったのでした。
これほしい!って誰かに影響されそうになったら、それを真似して私が気分がよくなるか、ちゃんと立ち止まってから取り入れたいです。
トットちゃんに学ぶ。若々しいおばあさんになるために20代の私が気を付けたい事
黒柳徹子さんのインタビュー動画をyoutubeで見ていて心に響く言葉を沢山見つけました。
「みんな一緒。一緒にやる」
「比べる、差別する心は生きにくくする」
「好奇心をつよくする」
この3つが特に印象的でした。
みんな一緒
昔よりも多様性が認められる時代になったのかもしれませんが、「みんな一緒」という考え方はあまりなされていない気がします。
違いは認めるけど、一緒だとは思わない、みたいな。
私自身もそんな感じで、色んな人がいるんだなと思いつつ、その人たちは自分とは違うんだと思っていたかもしれません。
優れた人に対しても、自分より劣っているように見える人に対しても、自分とは違うと思っていた気がします。
でも、徹子さんのインタビューを聞いて
色んな人がいるけど、私もその「いろんな人」の中の一人なのかもと思いました。
「違いを認める」なんて考えずに、違って当然で、みんな違っている点で一緒だと考えていきたいなと思います。
徹子さんはこうもおっしゃっていました。
「校長先生は助けてあげなさいとはおっしゃらなかったけど一緒にやりなさいとはいつもおっしゃっていた」
これもなるほどなあと思いました。
たしかに困っている人を「助ける」という考え方は少なからず上下関係みたいなものを含んでる気がします。
なにか困っている人がいても、「助ける」というより「いっしょにやる」と思って接していけたらいいなあと思いました。
比べる、差別の心が生きにくくする
これも、たしかになと思いました。
自分のほうがいけてるって安心したり、あの人に負けたと思って嫉妬していると心が疲れます。
比べるという行為には一時的な優越感に浸れるくらいのメリットしかないです。
そもそも、みんな生まれた環境が違うという条件がそろっていない状態で比べようがないですよね。
それに自分より下がいると思うから、他から下に見られたくない!とカリカリしてしまうのかもなあと思いました。
生きづらさというのはもしかしたら自分の心が作っているのかもなと思います。
好奇心を強くする
徹子さんは80歳を超えるおばあさんなのにとてもおしゃれだし若々しいです。
年を取ると一つの価値観にとらわれてしまいそうですが、徹子さんはそんな感じではなくとても尊敬します。
インタビュー中に徹子さんは自分の事を好奇心が強いとおっしゃっていました。
なんでも「へえ!」と感心するのだとか。
まったく行ったこともない場所へ行ってびっくりするような事を見たり、見たこともない食べ物を食べたり
そんな若いころからの経験で視野が広がって、徹子さんを若々しくさせているのかなあと思います。
私はどちらかというと変化を嫌うタイプで、変わらない友達と変わらない環境で生活する毎日だったので 徹子さんを見習って、もっと好奇心を持って、新しいものをどんどん歓迎していきたいなあと思いました。
とっても素敵なおばあさんの黒柳徹子さん。
著書をいろいろ読んでみたいなあと思います!
化粧をさっぱり落とした後に。
蒸し暑い季節、化粧がどろどろになって家に帰ったらいち早くクレンジングしたいものです。
うちに着いたら手を洗って、髪の毛をとかし、ひたひたにクレンジングが含まれた大判のコットンで顔を隅々まで拭いてゆきます。
それでもなんだかべたべたする日は冷たい水で顔をあらったりなんかして。
どろどろべたべたから解放されたまっさらな肌はなんだか心地よくて、ようやくほっとする瞬間です。
水でさっぱり洗ってしまった肌にはオイルを一滴。
ロクシタンのオイルを顔に伸ばして、最後に掌で優しくプレスしたらこれで完成。
帰宅してからのスキンケアはいつもクレンジング、水洗顔、一滴のオイルでシンプルに
済ませます。
しっとり潤った肌に安心して、コーヒー飲んだりごろごろしたり。
帰宅した喜びを味わいます( `ー´)ノ
しっかり伸びてほのかな香り。
水みたいに軽い使用感。これで顔を拭いた後は化粧水を付けた後みたいにしっとりとします。
出かけるまでに悩まない。着る服なんかで悩まない。
おしゃれとは何なのだろうと悩むことが多いですが、私の中の価値観として 無理のない余裕が本当のおしゃれなのかなと思っています。
身の丈に合っていない高級過ぎるものだったり、憧れだけで構成されていて自分のキャラクターに全くあっていなかったり。
おしゃれになりたいおしゃれになりたいと必死になってしまう事が多いけれど、ほんとはその状態が既にもうおしゃれじゃないということになっている事が多いです。
いつも外に出るときはあれを着ようか、これを合わせようか、やっぱり着替えようかと本当に時間がかかるけど、それはほんとに疲れてしまいます。。
出かけてもないのになんだか消耗してしまったり、自信を無くして出かける気分ではなくなったり。
支度に時間がかかると悪い事ずくめなので、今日はあっさり支度を済ませることにしました。
服も悩まず思い付きで。
無印で買ったライトブルーのゆったりとしたデニムに去年買ってほとんど着る機会のなかったセーラーのような紺地に白のラインの入ったトップスを合わせて
それに祖母から譲り受けたイヴ・サンローランのハンカチをバンダナみたいに首にぐるりと巻いて金色の指輪でとめてアクセントにしました。
化粧も簡単に。下地、コンシーラー、リキッドファンデにハイライト。眉に軽くパウダーを乗せて、口紅を唇とほっぺたに着けたら完成。
10分くらいでさっさと鏡の前を離れます。
あっさりと支度をして外にでてわかりましたが、出かけるまでに悩まないというのはかなり心が軽い感じ!
ごちゃごちゃ悩んで時間を無駄にしてたなあと思います。
軽やかに支度をして出先で飲んだカフェラテはいつもよりおいしい感じがしました。
冷やして美味しい意外な無印おやつ
近くのファミマで調達した無印良品のバナナマフィン。
パッケージの左上には「冷やしておいしい」の文字!
なんとなく購入たのですが結構おいしかったです(*'▽')
マフィンは出来立てがおいしいのでは??むしろあっためたほうがおいしいのでは?と思いましたがこれが夏にぴったりいい感じでした
冷蔵庫でしっかり冷やすとしっとりした生地がひんやりしておいしい!
バナナピューレが練りこまれているみたいで、しっかりバナナの風味がします。
二個入りで189円でちょこっとしたおやつにはもってこいです。
紙パックのコーヒーと牛乳を混ぜたアイスカフェラテと一緒に食べるとなんとも癒される夏のおやつになります!
おいしくてちょっとだけ意外な夏のおやつを見つけました( `ー´)ノ
最近のテーマは「脱力」
私は疲れやすいです。。
毎日何をしたでもないのに「つかれたなー」と思います。
その原因は
- 体力がない事
- 完ぺき主義な性格
- 嫌なことをずっと繰り返して思い出す悪癖
なのではないかなと思います。
体力がないことはすぐには解決できません。
なので完璧主義な性格や悪癖を取り除こうと最近気を付けています。
私は何事もきちんとしたいと思っているタイプです。
ちょっとでもうまくいかないとやめちゃったりします。
何かを始めるときも自分にできそうな事しかしようと思わないし、できそうにない事をすることになったらすごく不安な気持ちになります。
また、そんな性格だから失敗してしまったことをいつまでも「あの時は。。」と繰り返し考えてしまします。
こんな考え方をしてるから体に無駄な力が入って疲れてしまうのかもしれません。
だから最近は
- 上手くできなくてもまあいっかーと思う
- 上手くできない人だって山ほどいると思って気楽になる
- 繰り返し過去の失敗について自分の心を非難するのをやめる
- 未来の心配をしない
- 外で意識的に脱力する
と言う事をしています。
ゼミの卒論の構想の発表だって、かんっぺきに、何を聞かれても答えられるようにしなきゃと思うのではなくて、ある程度ちゃんと構想ができたらそれでOK
そんなに厳しいゼミでもないし、そんな質問も来ないだろう。来たとして上手くこたえられなくてもそれでいいか。
これくらいでいいだろうと考えるようにします。
また過去の失敗についても、ぐちゃぐちゃ考えるのはやめます。
1回だけゆわれた嫌なことを心の中で自分自身が繰り返しリピートする必要は無いです。
今まで自分が自分のこころをいじめてたみたいです。
また、明日のことを心配するのもやめます。
完璧にする必要もないし、失敗が許されないわけでもないから心配しなくてもいいと考えます。
また、人込みで肩に力がはいってるなと思ったら目を閉じて意識的に脱力。
宇宙を思い浮かべて心を自由にさせます。
大きな宇宙に比べたらこの人込みはちっぽけ。宇宙ひろーいってな感じで。
こういう考え方をはじめて、少しは楽になったし、余計な心配に時間と心のスペースを占領されることが少なくなりました。
それが一番いい感じです。
「来週の○○がいやだな。。もっとちゃんと準備しなきゃ・・。失敗したらやだな」って考えてる時間が想像以上に多かったみたいです。(哀れな話です)
そんな心配事考えてる時間をぼーっとお茶を飲む時間に変換!
いつしか肩に一切力が入らなくなって肩こりから解放されたいです
最小限に生きる必要なんてあるのだろうか
ミニマリストという言葉がちょっと前に流行っていてすこしはまっていました。
やっぱりこの考え方は魅力的だけど、今はそれほどでもありません。
最小限であることの利点はいくつかあると思います
- 無駄な選択が省ける事(毎日の服選びとか)
- お金やスペースの節約になる事
- 身軽なこと(引っ越しがしやすいとか?)
- お気に入りなものに囲まれて生きれる事
他にもいろいろあるかもしれません。
効率的な無駄のない生活はとっても魅力的です。
私もこのミニマリスト的思考に基づいた生活を1年前までの一人暮らし生活ですこし実践してました。
その時のテーマは物少なに生きると言う事でした。
もちろん物少なである事に加えて、厳選されたお気に入りたちと暮らしていくことが目標でした。
そんな私の生活はさっぱりしていた気もしますがなんだか疲れていたし、殺風景だった。
無駄なものが増えることが怖くて、なかなか新しいものを買えなかったし、買い物するときも「これはほんとに必要?大丈夫?」と必要以上に自問自答して、なんだか疲れてしまうことが多かった。
それでも物少なに行きたかったからどんどん断捨離を進めて、部屋はなんだか殺風景。
今思い出すと、あれは疲れて寂しい部屋だったかもなあと思います。
そもそもミニマリストに今すぐになろうとしていた私が間違っていたのかもしれません。
というかいいもの好きな私にとってミニマリストという生き方をそのまま適合するのは間違っていたのかも。
私がミニマルな思考で最も魅力的なのは「お気に入りのものだけに囲まれて生きる事」と「選択のわずらわしさから解放されること」
お気に入りのものだってまだよくわかっていない
選択のわずらわしさを避けるために毎日似通った服ばっかりきるのも嫌
高くていいものをできる事なら飽きるまで消費したいと思っている、
そんなわがまま小娘に”今すぐ”に”ミニマリスト”になろうなんてのは無理ですよね
お気に入りをまず見つけなきゃいけないし、お気に入り探しは死ぬまで続けたい。
お気に入り探しには失敗はつきものだから私の性分では死ぬまで無駄と付き合わなきゃいけません。
さらに服好きの私としては毎日毎日地味な恰好でいるのは嫌なので、程よく流行を取り入れた服を季節の初めに試行錯誤しなければなりません。
季節は死ぬまで巡るからこれもまた死ぬまで季節の初めにはあれこれどの服を組み合わせるか頭を悩ませるはず。
どうやら私、死ぬまで「むだ」と「選択の煩わしさ」には付き合っていかなきゃいけないようです。
冷静に考えると 別に私が生きる上で最小限な必要なんてないのかもと思いいます。
むしろ最小限で生きるなんてもったいないんじゃないかとさえ思います。
今気づいたのですが私、買い物大好きで最大限消費生活を楽しみたいと思ってます。
我慢や節約が苦手でほしいものはほしいタイプです。
物を捨てて殺風景な部屋でミニマリストを気取るのも楽しかったけど、本当の私はもっと自由に直感で買い物をして新しい楽しみや自分の面を見つけたいと願っていました。
買って無駄だったなあって思うものはその都度捨てて、私がおばあさんになるころには多様なお気に入りがミックスされたおしゃれな部屋に暮らしていたいです。
死ぬまでお気に入りリストをアップデートしていきたいです。